ゴールデンウィークに長野に来てくれていた両親、最終日に近所の里山に登った。その里山ですら父は下を向いて暗ーい顔で辛そうに歩いていた。でもその時、時間が経つにつれて花を見たり写真を撮ったり、自然を感じているうちに表情が明るくなっていったんだよね。登頂した時の晴れ晴れとした清々しい顔は昔の父だった。
↓その時の記事
そして私は考えた。私がいつも仕事で見ている山の景色を両親に見てほしい!私は初めて北アルプスの景色を見たときに人生得した!!って感じた。それだけ人の心に衝撃を与える(^^)
出来るだけ時間は短く、絶景ポイントへ!!そして山頂というピークがある事。それを考えて西穂丸山2452mを計画。
3度にわたって父は断ってきた。私に迷惑をかけたらダメだから。自信が無い。。などなどと、、、
でも、両親が登れる自信があった(^^)
だから、赤ちゃんの時に私を背負ってくれたから今度は私がフォローします。ザックは私が持つし(^^)って言った。そしたら、靴や雨具を新調して来てくれた(^^)
六甲山にトレーニングまで行ったって!!
それだけで毎日が少し違ったと思うんだ(^^)
今回、後半はキツそうだったけど山頂の清々しい両親の顔は自信が戻って良い顔してる(^^)
小屋に泊まったんだけど色んな話をした。下界にいる時よりも穏やかな会話。
下界の嫌なあれこれを消し去った様な空間だった。
翌日は薄明るい中、ご来光を見にまた登った。初日はガスで何も見えなかったのにまさかの素晴らしい景色だった。山神様に感謝だ。
下山して解散の時、言ってくれたんだ。
「ありがとうな、本当にありがとう。またつれて行ってな」
嬉しかったなぁ。
キツかったと思う。しんどかったと思う。
でも、楽しかった。気持ち良かった。が、勝った!!
来てくれてありがとう、登ってくれてありがとう、楽しんでくれてありがとう。
なによりも、私を生んでくれてありがとう。