昨日の続きになるけど、両親を見ていて感じた事。
一緒に暮らしていた学生の頃とは全く違う、いや、ここ数年お正月に実家に帰省した時に見た両親の様子ともまた違っていた。
父が一昨年、仕事を完全に退職して少しずつ変わっていったのだと感じる。
父はとにかく厳しく怖くて、まぁ亭主関白、昭和の父といった感じだ。母は父にあーしろこーしろといつも怒鳴られ動かされていた。
今回の山行では歳をとって丸くなったのか退職して何か変わったのか、2年前にはなかった母への気遣いがあった、岩の降りにくいところがあると止まって「ここから来たらいいわ」とか、大丈夫か?とか、手を差し伸べたり、母の膝を気遣ったり、これって当たり前の様だけど我が家にはなかった光景だ。
母は今まで同様、父をまったりずーっと振り返って様子を見てた。今になっていい夫婦だなぁと感じた。私たち兄弟3人でよく母に言ったもんだ、
「離婚したらいいんやで、自分の人生楽しんだらいいんやで、うちらのことは気にせんときや!好きにしーや」
ってね。あまりにも母には自由がなかった、怒られて怒鳴られてばかりの毎日が可哀想だった。
でも、山で見た両親は深い深い絆で結ばれているなぁと感じた。
帰宅して母にメールした。父が優しくなったなね!って
そしたら、
「そーやなー、最近優しくなったなぁ。だいぶ遅いけどなぁ(笑)」
って(笑)
素敵な両親をもって幸せです^_^