ガイドの仕事が忙しい時期になってきた、だけど雨続きで参っちゃうなぁσ(^_^;)
ブログを落ち着いて書く日が持てなくなってきたけど、忙しいはありがたいね。
色んなお客様がいらっしゃる、山のガイドのお客様でなくても色んな仕事にお客様、クライアントは存在すると思うけど、仕事だから仕方ない、そんなもんだ、我慢我慢、って感覚多いよね。私もそんな風に感じてる時が時々ある。
私に依頼してくるお客様は私のフェイスブックの投稿を見たり、ツアーでご一緒させてもらってその後に個人依頼があったり、だから私を知ってて依頼してきてるのだから比較的やりやすい。ええっ!こんなガイドさん嫌だ!みたいなのは少ないと思う。逆にめちゃくちゃやりにくいもあまりない。
でもね、ガイドの仕事はお客様と居住食を共にするわけだからその人の本質が現れる。そりゃーもう、面白いくらいに本質がでるよ。何時間も歩き続けて疲れも出てくると尚更だ、ゆとりがなるなるとなくなるにつれてありのまんまのその人がムキッと現れてくる。
そんな時に感じる、あー、この人は下界でこんな人なんだなぁー。
表面的な付き合いでは見えなかったけど、そーなんだー。
って感じでね。
色んな人のそんなゆとりのない疲れ果てた時の様子を見ていて思うのは
人生で苦労してきた人は前向きなんだよね、笑ってる、目の前の感謝すべき事を見つけて嬉しいなぁ、有難いなぁ、そして迷惑かけてごめんなさいみたいな謝罪の言葉もスッと出てくる。
色んなことをこんな風に前向きに乗り越えてきたんだなぁって感じる。逆に前向きだから逃げずに潰れずに乗り換えてこれたんだろなぁって。(^^)
失礼な言い方だけど、逆のパターンの人はね、
疲れてくると機嫌が悪くてね、心もすぐ折れる、挙げ句の果てには何故疲れてるのか言い訳をしだす(笑)言い訳したからって元気に歩けるわけないんだからやめとけばいいのに(笑)なんて思うけど。人のせい、天気のせい、なになにのせいにする。そんな人も世の中には多い事を山で改めて知る。
この場合だと、山での時間はあまりいい雰囲気ではない(笑)
どーにか和むように努力はするけれど、まぁ、胃が痛くなるね(笑)σ(^_^;)
天気が悪くて敗退、私が悪いのではないけれど胃が痛いわ(笑)
天気が悪くても技量がある人なら行けるルートはある、
天気がある程度安定してきても技量がなければ行けない、
私がこの人は危険だと判断したら安全なルートで下山する。
それでも不服そうな人がいてる、
自分の技量を勘違いしてるんだな、きっと。
我が身を知るって大切だけどわかんないんだろうなぁ、、、
この写真のお客様はね、我が身をよく知っている。自分の思い、希望ははっきりと全て伝えてくださる。そこまで!!って思うこともあるけどね、謙虚で目の前のことに感謝して、気遣いも凄くて、過去の事はごちゃごちゃ言わない。山頂にて深々と神様にお詣りされてる姿は見ていて素敵だなぁと感じた。
これだけのお金で連れて行ってもらえる。登らせてもらえる。
安全に登山をさせてもらえる。
そんな感覚の素敵な人。
私が違うなと思う人はね、
これだけお金を払ってやってるんだからやってもらって当たり前!
登れて当たり前。
そう!!!、やってもらって当たり前精神!!
きっと下界でも上から目線な生活をされてるんだろう。
私は前者の人間が好きだ。
まだ、後者のような人が私の周りにいてるって事はまだまだ私の人間としての質の中にその要素もあるんだなぁと認識する。
削除していかなくてはいけない質、がんばろー^_^